Configuring Match Pools
概要
マッチプールは、マッチメイキングサービスに送信されたマッチとバックフィルのチケットの集合であり、同じゲームプレイ体験を求めているプレイヤーを表します。そのため、ゲームモード を定義する セッションテンプレート ごとにプールを設定する必要があります。実行可能なマッチを見つけるために、関連するマッチルールセットとマッチ関数で定義されたロジックを使用して、プール内のチケットを互いに照らして評価します。
マッチプールはキューの一形態です。
以下の 五 つの主要なコンポーネントによって、サービスがチケットをプールに追加する方法が定義され、実行可能なマッチのためにそれらのチケットがさらに評価されます。
- セッションテンプレート：テンプレートを使用して作成されたセッションが示す特性を定義します。これには、参加可能性、使用するゲームサーバーのデプロイメント、デプロイしようとするリージョンが含まれます。
- マッチルールセット：マッチメイキング中に使用されるルールを定義し、プール内のチケットを評価して実行可能なマッチを特定します。
- マッチ関数：サービス外で実装されたカスタム機能を定義します。これは、マッチメイキング中の評価プロセスに影響を与える可能性があります。
- マッチチケットのタイムアウト：チケットが期限切れとマークされプールから削除されるまでの評価期間を定義します。
- バックフィルチケットのタイムアウト：マッチチケットのタイムアウトに似ていますが、バックフィル チケットに対して定義されています。
定義されたタイムアウトはマッチメイキング中のプレイヤー体験に影響するため、チケットがタイムアウトするまでプレイヤーがプールで待機するこの時間は、慎重に検討してください。
このガイドでは、関連するセッションテンプレート、マッチルールセット、マッチ関数の割り当て方法など、管理者ポータルでマッチプールを設定する方法について説明します。
目標
このガイドを読むと、次のことを理解できます。
- マッチメイキングサービスがマッチプールを使用する方法
- 管理者ポータルでマッチプールを設定する方法
前提条件
このガイドの手順を実行するには以下が必要です。
- ロビー、セッション、マッチメイキングサービスについての知識
- 管理者ポータルとゲームの名前空間へのアクセス権
設定
ゲームのマッチプールを設定するには、最初に以下を設定する必要があります。
- 管理者ポータルを使用して、ゲームの対応する名前空間でセッションテンプレートを設定する必要があります。
- 管理者ポータルを使用して、ゲームの対応する名前空間でマッチルールセットを設定する必要があります。
管理者ポータルでマッチプールを設定する
マッチプールを設定するには、管理者ポータルで次の手順に従います。ゲームプロジェクトの正しいゲームの名前空間を開いていることを確認してください。
管理者ポータルで、目的の名前空間を選択します。左側のメニューで、［Game Management (ゲーム管理)］に移動し、［New Matchmaking (新しいマッチメイキング)］をクリックし、［Match Configuration (マッチの設定)］を選択します。
ページ上部の［Match Pools (マッチプール)］タブを選択し、右上隅の［+ Add Match Pools (+マッチプールを追加)］をクリックします。
［Add Match Pools (マッチプールを追加)］フォームが表示されます。次のフィールドに入力してください。
］：マッチプールの名前を入力します。
- ［Match Ruleset (マッチルールセット)］：ドロップダウンメニューから［Match Ruleset (マッチルールセット)］を選択します。
- ［Session Template (セッションテンプレート)］：使用するセッションテンプレートをドロップダウンメニューから選択します。
- ［Match Function (マッチ関数)］：使用するマッチ関数をドロップダウンメニューから選択します。通常、これは［default (デフォルト)］に設定します。
完了したら、［Add (追加)］をクリックしてマッチプールを保存します。
次のステップ
ゲームのマッチプールを設定したら、マッチメイキング中に使用することができます。マッチメイキングをゲームクライアントに統合する ガイドを参照してください。